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鳥羽みなとまち文学館~岩田準一と乱歩・夢二館1

鳥羽みなとまち文学館~岩田準一と乱歩・夢二館1

「鳥羽みなとまち文学館」として改修され公開されている岩田準一邸である。この家屋は嘉永3(1850)年の建造で、岩田家は代々雑貨や煙草店等を営んできたと言う。準一は明治33年鳥羽に生まれ、画を竹久夢二に学ぶ傍ら渋沢敬三が主宰するアチック・ミュージアムの同人となり民俗学を学んだ。また、江戸川乱歩や与謝野鉄幹・晶子等とも親交を深め文学への造詣も深かったが、昭和20年、45才の若さで生涯を閉じた。館内には彼の絵画や研究資料、交流のあった乱歩や夢二等との書簡が展示されている。著書に『本朝男色考』、『男色文献書志』、『志摩のはしりがね』、『志摩の海女』、『鳥羽志摩の民俗』等多数を残している。他に準一に関する文献として『南方熊楠-岩田準一往復書簡』平成3年・八坂書房発行、中沢新一編『浄のセクソロジー』平成3年・河出書房新社発行等がある。

大分類
まち・観光/歴史・文化
小分類
観光施設/博物館・資料館
撮影場所
鳥羽市鳥羽二丁目
撮影日
2004.3.4(平成16年3月4日)