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安楽島町の施餓鬼法要1
" 「施餓鬼」は、死後、餓鬼に生まれ飢渇に苦しむ者達に経を唱え、供物を施すことで苦しみから救う。苦しむ者達に手を差しのべるという優しさがやがて自分へと帰ってるという助け合いの心が施餓鬼の心とされる。施餓鬼法要はこれらの餓鬼供養に、祖先を含む萬霊の供養や新亡精霊の冥福と無縁仏への追善供養の意味が重なり、盂蘭盆会として行われることが多くなったと言われる。
午後3時、安楽島町の曹洞宗鶴林山伝法院に初盆家の親族が集まり、施餓鬼法要が行われる。本堂前には青竹を四方に立てた施餓鬼棚が組まれ、「三界萬霊等」と記された木札と水を張った木桶2個、シキビの枝2本が用意される。本堂で住職の供養念仏が終わると、初盆家の人々は本堂内に組まれた施餓鬼壇の新亡者名簿と三界萬霊の木札に焼香をした後、本堂前の施餓鬼棚の三界萬霊の木札に水を手向ける。"
- 大分類
- 歴史・文化/行事・イベント
- 小分類
- 神社・仏閣/夏
- 撮影場所
- 鳥羽市安楽島町
- 撮影日
- 平成29年8月15日(2017.08.15)